2022年8月4週 - 札幌・小倉・新潟競馬(+884.0)
8月最終週。
今週から自分の競馬はこれまでと全く違う道を歩んでいく事となる。ほぼ1ヶ月を費やした過去最大のチューニング。上手く機能してくれるだろうか。
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# 的中
日付 | 会場 | R | 券種 | 払戻倍率 |
08/27(土) | 新潟 | 2 | 3連複 | 50.2 |
08/27(土) | 新潟 | 9 | 3連複 | 32.5 |
日付 | 会場 | R | 券種 | 払戻倍率 |
08/28(日) | 札幌 | 2 | 3連複 | 226.7 |
08/28(日) | 札幌 | 4 | 3連複 | 589.2 |
08/28(日) | 札幌 | 9 | 3連複 | 39.0 |
08/28(日) | 札幌 | 11 | 3連複 | 89.6 |
# 集計(週次)
総R数 | 総的数 | 的中率 |
22 | 6 | 27.3% |
累計購入 | 累計払戻 | 回収率 |
412.0 | 1296.0 | 314.6% |
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週次のレース数が増え的中数も増加。バンクロールの回転率には不満を残しつつも、幾度となくシミュレーションを重ねながら追い求めた "その方向" にしっかりと舵が向いてくれた。180度変えたという表現が全く不自然ではないほど多岐に手を加えた戦略は、とても孤独に、そしてとても静かなスタートを切った。
極論を言えば週次の勝ち負けはどうでも良くて、今大事なのは短期的な結果でなく、各レースに対して「間違った動作を起こさなかった」という事実と「それぞれの買い目が想定する役割をきちんと努めている」という事実。
想定する役割というのは言葉で表現するのが難しい。なんというか、各レースにおける各買い目にはそれぞれ役割を分担させる仕様にしていて、それがきちんと機能してくれているかが重要になっている。回収率の低い馬券(105-110%程)をあえて組み込んでいたりするけど、その馬券にもきちんと役割があり、この組み立てに一番時間をかけていたかも知れない。
という事で今週は勝ち。
終始想定通りの動きでひと安心。
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# 改善ログ(自分用)
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準備完了
チューニングにそれなりの時間を費やした。
改良していた間は馬券も買わなくて良いという姿勢でただただ目の前の数字に没頭し、膨大なデータと向き合いながら幾度となく煮詰まりつつ、腑に落ちていなかったあらゆる疑念を確証あるものに整形していく作業の繰り返し。
とにかく疲れた。
この一言に尽きる。
ただ、その対価として現時点で考えられる最善の結論は出せたかなと思う。競馬は未来の事象が相手なので今日まで通じたものが明日にも通じる保証は一切無いけど、想定以上の見返りがあったのは大きな収穫に。
この期間で何をしていたかというと「収支の最大化」を最重要事項とした戦略の再考。
この話題はあまり議論されない傾向にあるけど、回収率100%以下で彷徨っている人と100%以上に安定して滞在している人では考えるべき事が根本的に違ってくると思う。前者は的中率や試行回数を度外視してでもとにかく回収率100%以上を目指さなくてはならないのに対し、後者が考えるべきは回収率100%を超えている前提で、その結果を最大化させる事。
例えば極端な例として、1レース1万円使う回収率100%超えの人が
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A)年間購入レース数:1 / 的中率:100% / 回収率:300%
B)年間購入レース数:100 / 的中率:10% / 回収率:120%
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という2つの選択肢を持っていた時、選ぶべき選択肢はノータイムで(B)になる。
Aの選択肢は回収率こそ高いものの、年間1レースしか参加出来ず得られた収支は+2万円のみ。一方Bの選択肢は回収率こそAに劣るものの、年間100万円を回転させて+20万円の収支が作れている。回収率はAの方が高くても、収支効率はBの方が断然良い。
あくまで極端な例だけど、この様に回収率と収支最大化は共存せず、レースを絞るにも試行回数(参加出来るレース数)との兼ね合いを考えなければ長期的な面でかなり非効率となってしまう為、豪華な回収率だけで判断するのではなく一定期間内で期待値をどれだけ積めるかを考えなければいけない。
仮にAとBが同じ1,000Rを消化したなら回収率の高いAの方が利益は出る事になるけど、その1,000Rを「消化するまでの時間」がBの100倍かかるAは、同期間においての収支効率でBに劣ってしまう。
そういった事実を踏まえつつ、これまで記録していた全レースの印を一度解体し、的中率や回収率を調整しながら「より多くの買い目を購入出来るスイートスポットはどこにあるか」、という難題と向き合い続けていた。
まとめ切れないので最終結果を書くと、対象レース数は約6倍増加して、主軸となる券種を三連単から三連複に変更(三連単も存命)。各レースごとの合成オッズを引き下げて買い目を増やし、代わりに的中率を11.8%から想定20.0%ちょいとなる様に。レースが増えた分、ポジションサイズを1.5%程下げて破産リスクの強度を上げつつ、最後に追い下げの原点回帰力を強めた独自の数式を作って完成。
という訳で、このタイミング(今週末の中央競馬)から収支ログなんかを残していこうと思っています。自信があるなんて大それたものではなく、ただただ競馬を楽しむ為のコンテンツとして。
悩み尽くした結果はどうなるか?
答えは未来の収支が教えてくれる事でしょう。